小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

2021-01-01から1年間の記事一覧

ifの自分

もう一度ガラス細工をと願う気持ちがあって、何より胸にある想いの熱量がたまらなくて、しばし迷ったけれど伝えた事があります。 でも今度は自分の手の中から「ガラス細工にしたかったガラス棒」が床に落ち砕けてしまいました。 その事で何年も悲しみ苦しみ…

旅の途中で

今夜パンを分け合う人明日は旅路に戻る10日もすれば消息もわからずひと月もすれば記憶も薄れ1年後は互いが生きているかも分からない ────────────────── Twitterへのpost。ちょっと気に入ったので備忘録的に。

今は

幸せは春のように いいえ いいえ 残雪をあっというまに溶かす春の残酷さよ 幸せを求めて山を越えていきたい いいえ いいえ もう自分の足はなえてしまっているから 自分の掌には 灰さえ残っていない 情け容赦ない 時の風の強さの前には為す術も無く 消えた蝋…

泣き言

個人宛のメッセージ等なら書く事ができるのですが、Twitterやblogの記事を書く気力が段々無くなってきている事が寂しく、辛く、悲しく思っています。 確かに30~40代で社会に対して思う事は大抵のことはblogに書いたかなぁとも思いますし、精神病の事は多く…

遠い昔、美文の織り手。

個人特定を避ける為ちょっとボカして書きます。 自分が学生時代、地毛が黒系の髪ではない学生さんがいました。自分も「あらまあ。さておき綺麗だなあ。遺伝かな?」とか思っていました。他の生徒も同じように感じていたのかも知れません。 自分が卒業間近な…

尾形光琳 紅白梅図

年を重ねた関節のような幹 それでも毎年梅は咲く 年経てもかわらぬ心という枝の先に 二本の間を流れる川は かつての思い出か もうあの頃に戻れない現実か 咲けども香りは 川が呼ぶ風が散らしてしまう 時は残酷で いつしか川は昏く 幹は影をまとい それでも毎…

早朝の自転車

毎朝、ギコギコギシギシと音をたてて、新聞配達らしい自転車がアパートの前を通っていく。「油を差してあげたいなあ」と思ったりする。 でもさっきふと「夜中に自転車がふっと角から出てきたら怖いよなぁ。あえてギコギコギシギシとさせて自転車が近づいてい…

祈り

Twitterのpostから。 「ひとりでも多くの人が、清潔な水と美味しく温かい料理とオヤツを家族や親しい方と楽しめますように」というのをよく願い、postしていますが、「ひとりでも多くの人が清潔な寝具で生命の心配なく大切な方と寄り添って眠ることが出来ま…

雑句

つきあかり たずぬる庇も いまはなく時のあらし わが手指 波を刻むる冬の夜 夜具重ねども なお

静かに。

川底の平たい石のように。 柳の枝のように。 海沿いの松の木のように。 寺院の庭の苔のように。 ただただ、黙々と。静かに。

夢の中で

睡眠時に見る夢。自分にとって最高のエンターテイメント。無料で超絶没入感を得られる。欠点はシナリオの展開が必ずしも良いものになるのか分からない事とキャスティングが不明、夜のシーンばかり、起きると内容を段々忘れていってしまう事などなど。 占いは…