小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

やっぱ、慰霊施設は必要だよ。

 以前、「2013-05-14:慰霊公園は必要だと思う。」で、靖国神社の問題について書いたのですが…… 今日、再び。

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◆一旦だけでも分祀するという選択肢は、無いものなのでしょうか。.. - 人力検索はてな  http://q.hatena.ne.jp/1390483426

 という質問への自分の回答。その時よりもあーだこーだ五月蠅い連中の声が増えたんで、やっぱ、靖国神社は私人として参拝し、公人として参拝できる施設を「国際情勢を見た上での政治的判断として」作るべきだと思うようになってきちゃったよ。

 以下、回答。

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 A戦犯合祀がどういう流れで起きたかをまず把握しておく必要があるかと思います。

松平永芳 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%B9%B3%E6%B0%B8%E8%8A%B3

逸話
昭和殉難者A級戦犯)合祀に関して

  最高裁判所元長官で英霊にこたえる会初代会長・石田和外の強い勧めで、宮司に就任した。松平は「東京裁判を否定しなければ、日本の精神復興は出来ないと思 うから、いわゆるA級戦犯者の方々も祀るべきだ」と云う意見を、石田に言った。それに対して石田は、「これは国際法その他から考えて、祀ってしかるべきも のだ」と明言したが故に、命がけで神社を創建の趣旨に違わない本来の姿で守ろうと決意したと云う。松平が宮司になって考えたのは、何か決断を要する場合、 祭神の意に沿うか沿わないか、遺族の心に適うか適わないか、それを第一にして行くとの方針の下に、次の三原則を定めた。
・日本の伝統の神道による祭式で、御霊をお慰めする。
・鳥居や神殿などの神社のたたずまいを、絶対に変えない。
明治天皇が命名した社名を変えない。

  いわゆる“A級戦犯”14柱の合祀についての松平の考えは、「国際法的に認められない東京裁判で戦犯とされ処刑された方々を、国内法によって戦死者と同じ 扱いをすると、政府が公文書で通達しているから、合祀するのに何の不都合もない。むしろ祀らなければ、靖国神社は僭越にも祭神の人物評価を行って祀ったり 祀らなかったりするのか、となる」であった。故に靖国神社の記録では、戦犯とか法務死亡と云う言葉を一切使わないで、「昭和殉難者」とすべし、という「宮 司通達」を出し、これを徹底させた。

 つまり、「東京裁判」や「昭和殉難者」などの問題と共にA級戦犯合祀問題を考えなくてはならないということです。
 しかし、時は戻せません。「東京裁判」は実施されてしまった。サンフランシスコ平和条約や、その後各国と結んだ条約などもあります。
 こうなると、日本国内だけでどうこうできる問題じゃなくなってきます。しかし、今更「東京裁判は……国が国を裁くというのはおかしいのではないか?」と諸外国に訴えることは出来ないのではと言うのが自分の意見です。
 ◆敵国条項 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B5%E5%9B%BD%E6%9D%A1%E9%A0%85
 そして、国際連合憲章からこの部分がまだ削除されていないという現状もあります。

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 自分は、靖国神社とは別に、宗教色を廃した慰霊公園を作ってほしいと願っています。
 第二次大戦では、大空襲で多くの市民が亡くなりました。戦争による食糧不足や医薬品の不足など様々な要因で亡くなった方もいます。「総力戦体制」となり、劣悪な環境の下、鉱山などで亡くなった方もいます。靖国神社にはそういった方は祀られていません。
 また、旧幕府側で戦った兵士や西南戦争で亡くなった西郷隆盛氏を始めとした薩摩側の方も祀られていません。
  しかし、戦争が起きれば、かならずといって市民は巻き込まれるのです。その市民の慰霊と、平和への希求を、宗教を問わず、そして無宗教の方でも祈ることが できる場があるならと思うのです。そして、明治維新という激動の中で、自らの信ずるもののために……旧幕府側で戦った人達も忘れてはならないと思います (無論、「会津藩殉難烈婦碑」を始めとした慰霊の場はありますが)。

 既に「千鳥ケ淵戦没者墓苑」がありますが、そこは、「身元不明や引き取り手のない遺骨を安置する施設」であり、戦時に亡くなった方全ての方の鎮魂施設ではないのです。

 首相を始め政治家の方はそちらに献花し、靖国神社には私人として参拝してすれば、現状よりかはましになるのではと思うのですが……ただ、安倍首相はそういう公園を作ることには消極的だと聞いています。残念ですね。

 自分は靖国神社の存在を否定しません。しかし、外交上、面倒なことになるよりかは、このような施設を作り、内外に広くアピールすることが今、大事なのではと思うのです。

またひとつ、新たな事を知る……蓮田善明氏のこと // もっと色んな事を題材にした歌詞を

【社会】 全国児童養護施設協議会が明日、都内で記者会見、日テレに抗議表明 「人権侵害、差別ドラマだ」★2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1390206140/ 2chニュー速+に立ったこのスレの最初をサササッと読んでいると、気になるキーワードを書いてらっしゃる書き込みを見つけました。

28 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2014/01/20(月) 17:33:54.83
>>1
この蓮田院長って蓮田善明の息子だからな
強い意思を持って行動する血を引いてると思うぞ
蓮田善明は三島由紀夫の『感情教育の師』とも言われる文人で、
16歳の三島を見いだして激賞し、三島の最期にも大きな影響を与えた人
終戦時にジョホールバルで日本を裏切ろうとした上官を射殺し自らも自決した

 三島由紀夫氏に影響を与えたという蓮田善明氏については、名前を聞いたことがなく「ああ、また、自分が気づいていない重要な事が!」と思って早速ウィキペディア蓮田善明氏について読んでみました。

 その中で、うううううううううーーむ、と唸ったのが下記の箇所。

 ◆蓮田善明 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%93%AE%E7%94%B0%E5%96%84%E6%98%8E

蓮田善明は先鋭な古今主義者で、今日に生きる自分の切実な問題意識に応えるものとして、「自然に芸術的秩序を命課する絶対世界」である古今集を 強く押し出した。蓮田は、『詩と批評』で、「文学の噴出点は、凡ゆる意味の現実自然の素材天質から抽象された文学的世界である。抽象といつても、正しく言 へば、自然から抽象されたやうに見えるが、実は自然に芸術的秩序を命課する絶対世界の開眼である。これに触れることによつてのみ自然も文学の素材となり、 素質も文学的元質を発輝する。(中略)彼らのうちたてた風雅の秩序は遂に此の現身の世界を蔽つて、文化世界へ変革をなしとげた」[5]と記している。

 ショボイ自分にとては非常に難解な所なのですが…… 自分の解釈として、「朝が来て陽が昇るとか、夕暮れになり空があかね色に染まる」というのはある意味、毎日あたりまえに起きること。物語でいえば、「王道」とでも言うべき事だと思うのです。その基本、自然だけでなく、この世界のあらゆる事象をよくよく観察することを忘れてはいけない。つまり、読み手の心をうつ作品は、事象をしっかりと観察した基盤、リアリティがあってこそ成り立つものではと……と、自分は読み取ったんですが、あのあの、それでいいのかなー?

 私は、自然が四季折々に私達にみせてくれる美しさを綴った和歌や俳句が大好きです。春の光りにキラキラ輝く小川。ヒバリの声。夏の草むらから立ち上る独特の草いきれ。早朝の薄もやのなかで開く朝顔。朝、寝床で寒さを感じて秋の到来を知ったり、黄金色に輝く銀杏の葉。新聞を取りに外に出たときの白い息。街灯にきらめく牡丹雪。そして、そんな自然のことに、思い人への恋慕、別れの悲しみ、大切な人への思いを偲ばせる技巧には、ただただ、感服する他ありません。

 何気ないことであっても、自然がみせる美しさを大事にし、そこに自分の感性を上手に添える…… 一見簡単そうに見えるんですけれど、くどくなったり、ありきたりだったり。本当に難しいと思うのです。自分の「御勝手流」である短句も、全然まだまだ。自分で書いていても、「あ、これはいいかも」っていうのはほんのわずかなんです。

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 牛丼屋でもぐもぐやっている間、最近のポップが流れてきます。でも、歌詞は「好き好き大好き彼が大好き、会いたい会いたい傍に居たい」みたいな似たようなものばかりで、辟易してます。出来れば、和歌や俳句を沢山読んで頂き、人生を歩む中で出会う様々な事を歌詞にしても、とか思うのです。

 確かに恋愛ソングは売れるっていうのはあると思うんですが、人生って、恋ばかりじゃないでしょう? 友達とキッツイケンカをしたり、仲直りするためにどうすればいいか悩んだり、かけがえのない友達に感謝したり、親子のこともあるでしょう。

 アイドルが、彼女達と同世代の子供の視点から親や大人をどう見ているかっていう歌があってもいいと自分は思うのです。恋の歌も勿論だけれど、それ以外のそういう事も歌っていいんじゃないかなって。

安倍首相靖国神社参拝問題にからめたコラムを読んで

 2chのニュー速+板に載っていた記事で気になる事があったので、ついつい、出来心でちょちょっと書いてお問い合わせフォームで送りました。なんかこう、ひっかかる文章だったので。

 なお、多分、記事はいつか閲覧不可になると思いますので、コラムをお書きになった方の名前はイニシャルにしました。

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 ネットのニュースで「正月休みで実家に帰り - 西日本新聞http://www.nishinippon.co.jp/nnp/desk/article/64055」を拝見しました。
 
 字数制限されたコラムで細かい事を描写できないのは分かりますが、M様のお父様がそれまで靖国神社に対してどういうお気持ちを持ってらっしゃるのか、それが明確でないため、引用したお父様の発言が、今の小中学生の子供達が「首相が靖国神社に参拝することが何故いけないの?」と教師や親に尋ねているのと同じレベルに感じてしまうのです。M様のお歳や、M様のお父様のお齢が分からないため、なおのこと不自然に感じました。

赤紙一枚で戦地に散った兵士と、国策を誤った指導者を分けて参拝することはできない。
>合祀が明らかになって以降、天皇陛下も参拝していない。
>境内には太平洋戦争を「正当化している」との批判も多い戦史博物館「遊就館」もある。
  
 まずここが特に気になりました。参拝をするという行為ではなく、むしろ、その後にM様がお書きになっている諸外国の反応、それに日本国政府が毅然とした反応をしていないことを一番最初に、そして強調して書かねばならなかったのではと個人的に感じるのです。

 これでは、靖国神社の存在自体がよろしくないとM様、ひいては貴紙が考えてらっしゃるのかと読者が捉えかねないのでは? また、「遊就館」への批判も多いとお書きになってらっしゃいますが、その声の大きさはどれ位なのでしょう? 自分がネットでチェックするニュースを見る限り、平和強調主義とでもいうような方々や、左派、そして中国と韓国の政府とその国の方の何割かが反対している印象しかなく、「遊就館」について多くの意見が頻繁に交わされているとは感じられません。日本人、特に若い世代の方は靖国神社にそのような施設があることを知らないのではないでしょうか。靖国神社がどこにあるのかさえ分からないのではと個人的に思う位です。
 もし、靖国神社の存在について否定的である事が貴紙のポリシーであるなら、その延長上の事ですから仕方ないと感じますけれども。

 自分は関西在住であり、貴紙のポリシーについては良く分かりません。ですが、各メディアがそれぞれのポリシーで記事を書く事を自分は良いことだと思っています。なぜなら、情報過多の現在、多くのデータを精査する力を養うことが重要だからです。どのメディアも同じような論調であれば、比較検討が出来ません。古今東西の本を掘り返したり、色々な意見に触れ、それらを精査した上で「自分自身の考え」を定めることが現代人には重要だと考えております。
 インターネットの時代になって、今まで目にする機会がなかった、各都道府県の地方紙のHPでこうやって記事を読むことも出来ます。貴紙はこのような論調を展開する新聞なのだと今回知ることができたのは良い事だと考えております。

 また「田舎のおやじには分からんぞ」というひと言が特に気になりました。お父様のご発言を絡めてお書きになるのでしたら、読者に対しても、ご自身のお父様に対しても、もう少し気配りがあってもと複雑な気持ちでおります。この問題については、あらゆる世代が考えるべきことだと思います。世代を代表して「田舎のおやじ」とお書きになったのだろうと推測しますが、M様のお父様という前提があるため、読み手には「国民に広く」というのが伝わりにくいのではと感じるのです。

 そういう事で、情報過多の現代、国民一人一人が「広い視野と柔軟な思考を持つ」ということを、九州の新春の空と雑煮のお餅に、「情報に流されずしっかりとした考えを自分の内に作り上げる」というのを今年の干支の馬……阿蘇の野生馬のたくましさ、美しさにひっかけて書いて頂きたかったなとふと感じ、大阪よりメールにて気持ちを伝えたいと思い、つらつらと書かせて頂きました。
 
 貴紙のご清栄をお祈りしつつ。

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以下、削った所

 自分は現在40代半ばです。昭和一桁世代の両親(既に他界しております)の元で育ちました。苦しい事があったのか、両親はあの時代に体験したことについて一切口にせず、靖国神社のことについても何も語りませんでした。そのため、逆に自分は「市民レベルの視点からみた歴史」に興味を抱くようになり、両親と同じ世代やその上の世代の方が綴った話などを見つけると読むようにしております。軍人さんだった方々のお話も同様です。特攻隊に志願した方の遺言も読みましたし、あのような堅苦しい遺言とは違う、本音を交えて当時の思い出を綴った話も読みました。
 それらを読んで思うのは、靖国に対してあの世代の方々も様々に感じてらっしゃるのではということです。「靖国で会おう」という言葉。それは心からのものだったかも知れませんが、そう言わなければ気持ちがくじけてしまうとか、仲間から後ろ指を指されて辛い思いをするのが恥だった等々、様々だと感じるのです。あの世代を生き延びた方々の、戦後になってからの靖国神社護国神社に対する気持ちも同様ではと。
 取材をし、文章をお書きになるお仕事をされてらっしゃるM様のことですから、自分よりもより多くのこういったお話に接してらっしゃるため、釈迦に説法かと思いますけれども。

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 削った所は、靖国神社について自分が思っている事を書き出してみたという感じです。でも、冗長になってしまったので削りました。とはいえ抹消してしまうのも惜しく……そこで、それも含めてメモとしてここに残すことにしたという訳です。

 んー、読み返すとやっぱり修正しなきゃいけない点が沢山見えますね。勢いで書いちゃったから仕方ない……多分、この記事についての意見メールは多いと思うので、M氏がご覧になることは無いと思いますけどね。

 とはいえ、長文だらだらだらだら垂れ流しの自分からすれば、指定文字数以内でキッチリ書くことができる方は本当、尊敬します。ホント。

年始にぼんやり思った事

人間関係もなかなかしがらみから離れることが出来ず悩むことが多いけれど、
国と国も難しい。

ドイツと日本が第二次世界大戦後、それぞれの隣国とどう関係してきたか。
欧州やアジアに於ける、物事に対する考え方の差や、それまでのそれそれの歴史が違う故
同じように考えてはいけないのではと言うのが持論だ。

便利な世の中になったとはいえ、現在は過去の延長上にある。
国民性や歴史、文化などを無視することは出来ない。

争いのない世界。誰もが望んでいる平和な世界。
しかし、それが夢想でしかないのは、歴史が証明している。
努力してもどこかで大なり小なり争ってしまう。摩擦が起きてしまう。それが人間なのだろうと思う。
無論、平和努力を放棄しろとは言わない。だが、「人間は平和に生活することが出来る」と断言は出来ないと個人的に思う。

年頭から暗い話だが、
今年、何か隣国がやらかしゃあしないかと
そして、米国は頭が痛い話だよねと思う訳。

抜け道は常にある

 相変わらず強膜炎は続いています。少しずつ治ってはいるんですが。今月中に治ったら御の字かなぁとか。昨日検査をしたんですが、白目の所のみで眼球周辺は特に何も無く、服薬、点眼と眼軟膏塗布だけでねばるしかないみたい。今までは居室にいる間はなにもしてなかったんですが、やっぱやったほうがいいかなーと思い、担当医の指示はなかったけれど、点眼とかした後、右眼まぶたを閉じた状態でサージカルテープを貼り、封印。昨日からやってるんですが、今のところ痛み止めが必要なほどの痛みはありません。週末は痛くて痛み止めを朝晩飲んでましたからねえ。

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 さて、片目の状態でもやっぱPC依存は抜けなくて(笑)、ふらふらと艦これとかやりつつ、ネットのニュースとか色々呼んだり。

 みずほが(暴)に融資してたっつことで色々あった話がサイドバーにあったんで、そこからジャンプしてったわけなんですけど。んで、準(暴)ってことで、今までひっぱれなかったヤバイ連中を引っ張れるようにしていくみたいですねえ。(暴)は条例とかで色々シバリをつけてきたけど、不良外国人グループとか、芸能人引っ張り込んでナンダカンダしてるトコとか、まあそういう所にシバリが今までつけれず、後手後手だったっていう感じでしたよね。けど、あれらって、結局「抜け道」だと思うんですよ。(暴)のままじゃ身動きが取れにくくなりましたから。そして、連中の中で派手な奴らに賑やかな所で騒いでもらってそちらに眼を向けさせ、どこにでも居そうな特徴のない奴が鞄の遣り取りをしてればいいんじゃないかな。自分ならそうしますね。結局は、鴨なり狐なりが手に入れば良い訳で。遠くから銃で撃って、猟犬が持ってくればいいだけの話。今回、やっと準(暴)ていうのが定まったってことになったけれど、海外の組織と繋がってるところもあるだろうし、国内の(暴)と繋がってるところもあると思います。とはいえ手に「鴨なり狐なり」持ってる状態の猟犬を押さえなきゃどうしようもないのは変わらないですから。館に持ち運ばれたら押さえるのは難しいのは変わらないでしょうね。

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 脱法ドラッグ取り締まりもやっと動き出したかなと思ったのですが、簡易鑑定キットじゃ限界が出てきたという話を聞いてちょっと困ったなと思ったり。「なぜ? 相次ぐ薬物事件の誤認逮捕 新種ドラッグ蔓延、鑑定技術追いつかず:MSN産経」の記事なんですが。何故大変なのかは記事中にあります。

 この中で気になるのは、脱法ハーブっていう存在。昔はラッシュとかの揮発性液体とかハーバルエクスタシーとかよく聞きましたよねえ。んで、今はこれがトレンド? 大麻と似たような使い方をするみたいだけど。煙草をバラして脱法ハーブを混ぜて、ロールし直して吸うとか。手巻き煙草自体は違法ではないし(ローラーで手巻き煙草作る動画見たことがあるけど、あの作業は楽しそう)、それに使うペーパーやローラーを取り締まることは不可能だと思うんですよね。また、「合成カンナビノイド」というのがクセモノ。詳細は「脱法ハーブ:ウィキペディア」に。そこから少し引用。

脱法ハーブと称して、合成カンナビノイドを人工的に添加したハーブの破片が流通している[5][4]。こうした合成カンナビノイドは、大麻の薬理成分に模擬した新薬の開発の過程で報告されたものである[22][5]

(中略)

 合成カンナビノイドの合成が盛んである背景は新薬が理由である[3]。 脱法ハーブだけにおよばず、この種の法をすり抜けて売られている脱法ドラッグのおおよそは、のちに医薬品になったか、ならなかったかに限らず、その正統な製薬開発の過程で生まれたもので、これに目を付けた製造者が合成するため流通している[27]

(中略)

 接頭辞がCPのものはファイザー製薬、HUのものはヘブライ大学が合成したものである[5]。接頭辞がJWHのものは、クレムゾン大学ジョン・ウィリアム・ホフマン英語: John W. Huffman)が開発したもので、アメリカ国立薬物乱用研究所英語: National Institute on Drug Abuse)(NIDA)の資金提供によって、カンナビノイド受容体に作用する薬を発見しようとし463種類合成されている[29]。AMであるものは、Makriyannis Alexandrosが合成したものである[3]

  そりゃ、簡易鑑定キットじゃ無理ですわ-。

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 そんな訳で、色んな所でいたちごっこが続いてるってお話。

 この世界、善と悪、どちらか一つだけ残ることは絶対にないと自分は思ってる。油断しているとドブに転げ落ちるのは人生の常だとも。だから、防犯意識を持ったり危機管理について考えておくのは重要だとも思ってる。

 「常に備えよ」

キラキラしてた時代に戻れないって分かってるけど

 大滝詠一氏の逝去に際して。

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 わかってる。わかってる。
 自分より先に走っている方が、先に逝ってしまうってこと。
 
 でも、やっぱ、自分の手の中から砂がまた一つ落ちていってしまったと、そして、久々に大滝氏の曲を聞いて、この曲が流れていた時のこと……自分 が上記のようなことなど何も心配せず、ただただ、レンタルレコード店に友達と出かけたり、レンタル料金やカセットテープの料金を捻出するのに頭を悩ませた り、LP貸し借りしたり、週間FM買ったりしてた、音楽を追いかけてキラキラしてた時代が心の中によみがえって。

 大人になんて、おばさんになんてなりたくなかったと思うときって、こういう時。

 21世紀がどんななんて想像出来なかったけど、夢見ることは沢山あって、辛い事もあったけど、友達と馬鹿なことで笑ったりふざけていた日々。
 戻れないって分かってても、皆その時期を通過しなきゃ、背後に流して歩いて行かなきゃいけないって分かってても、でも、ワガママ感じてしまう。

 達郎さんや細野さん、さみしいと思う……
 でもいつか、いつか……

 そして、自分もいつかひっそり消えていく……

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 はてなハイクでも書きましたが、「君は天然色」を今日(31日~さっき)は何度も聞いてました。

 「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」というフレーズが胸にグッときます。