小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

キラキラしてた時代に戻れないって分かってるけど

 大滝詠一氏の逝去に際して。

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 わかってる。わかってる。
 自分より先に走っている方が、先に逝ってしまうってこと。
 
 でも、やっぱ、自分の手の中から砂がまた一つ落ちていってしまったと、そして、久々に大滝氏の曲を聞いて、この曲が流れていた時のこと……自分 が上記のようなことなど何も心配せず、ただただ、レンタルレコード店に友達と出かけたり、レンタル料金やカセットテープの料金を捻出するのに頭を悩ませた り、LP貸し借りしたり、週間FM買ったりしてた、音楽を追いかけてキラキラしてた時代が心の中によみがえって。

 大人になんて、おばさんになんてなりたくなかったと思うときって、こういう時。

 21世紀がどんななんて想像出来なかったけど、夢見ることは沢山あって、辛い事もあったけど、友達と馬鹿なことで笑ったりふざけていた日々。
 戻れないって分かってても、皆その時期を通過しなきゃ、背後に流して歩いて行かなきゃいけないって分かってても、でも、ワガママ感じてしまう。

 達郎さんや細野さん、さみしいと思う……
 でもいつか、いつか……

 そして、自分もいつかひっそり消えていく……

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 はてなハイクでも書きましたが、「君は天然色」を今日(31日~さっき)は何度も聞いてました。

 「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」というフレーズが胸にグッときます。