小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

夢の中で

 睡眠時に見る夢。自分にとって最高のエンターテイメント。無料で超絶没入感を得られる。欠点はシナリオの展開が必ずしも良いものになるのか分からない事とキャスティングが不明、夜のシーンばかり、起きると内容を段々忘れていってしまう事などなど。

 占いは結構気にする質なのでググって夢占いサイトを見たり夢の内容について考えたりする事があります。一応、精神科の担当医からは「あまり夢の内容に振り回されないようにね」とアドバイスを受けていますが、「夢は現実のデバッグ」と自分は考えており、夢を振り返って「奇妙だったな……」と感じて現実体験に繋がる何かがあったか思い出してみると寝る前に見聞きした事が反映されていたりする事が多いと感じます。
 今日の昼寝の夢もそうでした。昨夜、地上波で「天気の子」が放送された為にTwitterのTLに天気の子のハッシュタグがドバァと流れていたせいで「天気」というのが頭に残っていたのかもしれません。

 昼寝の夢……
 夜。雲の中を光ったり、光る霧か霞の塊が現れる現象。それをCGで描画された幾重にも重なった半透過だったり、あまり透明じゃないクラゲっぽいガジェット? を幾種類も使い、空中を追いかけつつ破壊するシーンが楽しかったですね。高架や高圧鉄塔や電線をかいくぐりながらのスリリングな展開! 空? が落ち着いたので、追跡の途中で不思議現象が壊しただろう高所の何かを不思議パワーで修繕しつつ仲間(現実では見た事が無い人達)の元へ戻ったような所で終わったと思います。

 自分は空を飛んだり、ジャンプして飛ぼうと努力したりする夢をよく見ます。多分欲求不満の現れだと思っています。電車に乗る夢も多いですね。現実逃避かなと思います。一番不思議なのは、知らない街が舞台で家族や友人以外に知らない人々が登場することでしょう。
 空を飛ぶ経験はした事はありませんが(グライダーに同乗したことは1度だけあります)、TVや映画で空撮シーンは見ているのでそれがアレンジされて夢のシーンになったのは理解できるのですが、知らない街、知らない人はどうやって夢の中に登場するのだろうと長年不思議に思っています。最近は少なくなってきましたが、若い頃は「あっ、この街は以前夢で見たかもしれない」と夢の中や目覚めた後思う事がありました。

 担当医のアドバイスを大事にしているので、夢の内容から自分の識域下に隠れている心の動きを深く考えたりすることはほぼありません。先述した、欲求不満や現実逃避の度合いの強弱程度です。ドラマティックな夢を見る理由は自分の想像力のせいだと思います。それとは別に「もしかしてもしかしたら平行世界の自分と夢でシンクロしちゃってたりするんじゃないのぉお?」なんていうトンチンカンな事も考えますが。読書量はめっちゃ少ないですがSFファンだと思っていますし、ちょろりと変想を書いたりするので。
 夢日記はつけていません。今回のように気が向いたり、よほど印象深かったら日記にしてるノートに書く程度です。今回blogに書いたのは本当、たまたまって感じですね。Twitterで150文字以内の短文を幾つもpostするのもいいのですが、やっぱり自分はそれなりの長さの文をたらたらと書くのが好きだからです。

替え歌 / COVID-19との生活、気を緩めずに

 Twitterにpostしたのですが、ログの奥へ行ってしまうと探しづらいのでこちらにちょこちょこっと。少し修正いれてます。
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 マスクはN95のやつがいい
 こまめにうがいと手を洗い
 外では無口なままでいい
 人とは距離を開けるといい
(自宅で)しみじみ飲めば しみじみと
 去年の楽しさ 思い出す
 涙がポロリとこぼれたら ZOOMで宅飲みしたいのさ
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 COVID-19の事を気にしつつ生活が続いています。ですが、自分自身でさえ気の緩みを少し感じて「いかん、いかんいかん」と頬をパンパンと叩く事もあります。
 玄関扉の内側に「マスクを忘れないように」とメモを貼り、不織布マスクを入れたジップロックを下げました。
 本当は自分で購入したアルコールをスプレーボトルに入れて持ち歩くのがいいのですが、ついつい店舗入口の消毒薬に頼ってしまいます。TwitterのRTで流れてきたpostの中に「知らない人が管理している消毒液、何が入っているかわからないので怖い」というのがありました。確かにそういう考えも分からないでもないです。
 
 ZOOMで飲み会は憧れですねえ。なにしろ、マスター・オブ・ボッチでございます。せめてDiscordでF.S.S.の話でもしながらゆるゆるワインでも飲めたらいいのですが……
 フランク・ハーバートデューン・シリーズとF.S.S.両方好きな方がどれくらいいらっしゃるか分かりませんが、そういう方がいらしたらコネクトしてあーでもないこーでもないとかお話してみたいですね。
 そんなことを考えつつ、いつの間にか年の瀬でございますよ、っと。
 
 おっと。デューンの再度の映画化、楽しみにしています。前回の映画もシナリオ以外好きですが、今回もビジュアルはワクワクです。さあ、どんなシナリオになるのでしょう?
 
 映画『DUNE/デューン 砂の惑星』US予告1 近日公開 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=npl8ogM704A  

ヴェネチア

 ヴェネチア
 様々な人々と物と金貨が行き交う都。
 日の光を受けてきらめく錦に香料、様々な細工に宝石。
 東西の知識とささやき。
 男達は名誉と富を求めて海へ乗り出し、
 女達は帰港した彼らを抱きしめる。
 運河に響く鐘の音。
 黄金の獅子の旗。
 ああ、ヴェネチアよ、栄えあれ。
 
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 ヴェネチアには残念ながら行くことが叶いませんでしたが、塩野七生先生の著作で好きになった都市です。
 16世紀から夕暮れを迎えましたが、現代では規制せねばならぬほどの観光客の賑わい。
 けれどもCOVID-19はヴェネチアにも影を落としたようで、ゴンドラも繋がれたまま、運河を行き交うこともないとか。
 
 先日も書きましたが、まだ惨禍は続いています。
 今日もまた、1日でも早く落ち着いてと祈ります。

無題

 ノイズ。
 
 物事はたまに「ハァイ!」という挨拶をしてから訪れる事もあるけれど、スワッティング時のように御挨拶抜きで扉を蹴破りいきなりごついブーツと銃口で襲いかかってくる。
 OMGで済むならいいけれど、大抵は心身へ傷を残していく。酷ければPTSD、そうじゃなくても時折涙が頬に流れ、身体が震える。
 自分の場合ずっと精神科医にお世話になっている。
 
 ただ自分は、先述したような襲撃に遭ったときにフワッと冷たい人間になって、淡々と対応/行動することがある。
 ええ、わかりました。それで? はい、そちらの書類にサインですか? はい、こちらをどうぞ。
 
 自分ではコントロール出来ないスイッチがあるのかも知れないけれど、自分は患者として素直でいたい気持ちもあり精神医学についてはできるだけ避けるようにしてる。診察中、担当医との会話を余計なものでややこしくしたくないから。
 
 フリップ。
 
 明日、何かを体験するなり物事の訪問を受ける可能性は何パーセントか分からない。自分としては連続性があるけれど変化が起きる可能性も。
 出来れば、小さな花束を持った紳士の歓迎を受けたいけれど、大抵はひどいめまい、請求書、ポスティングのチラシの山、福祉事務所からの連絡、冷蔵庫の中の消費期限を過ぎたミルクのパック、バスルームの掃除。
 あるいは、ぼんやり歩いていたせいて電動自転車にぶつかってしまうかも。
 
 シフト。
 
 でもまあ、今まで生きてきてまずまずだったと思っている。ここに住んで9年。最初は好きになろうと努力したけれど、今はもう諦めてる。ただ部屋のある地区は気に入ってる。
 一般的な人達のような規則正しい生活を送っていないから、どこからが朝でどこからが夜かは定義しづらいけれど、ちょっとだけでもマシな朝になりますように。

---------OUT.

イタリア! イタリア!

 COVID-19(新型コロナウイルスという表記よりも自分はこの表現をとります)が世界中に広げた不安、悲しみ、動揺、混乱が早く落ち着きますようにと祈る日々です。
 ヨーロッパ、とりわけイタリアに心を深く寄せている自分は、イタリアからもたらされるニュースに胸を痛めています。
 
 ふと、フィレンツェでのシーンを思い出して「ハンニバル」をちょっと見ていました。
 「羊たちの沈黙」よりも自分は「ハンニバル」が好きです。フィレンツェも舞台の一つになっているからというのもありますが、レクター博士のエレガントライフを垣間見ることが出来るからというのも。
 クラリス……スターリング捜査官に送られた手紙にふんわり染みこんだハンドクリームの香り。封筒の封をする所の処理がナチュラルになっている所や蝋のシールを使っているところ。しかもシールの大きさが小ぶりな所。
 フィレンツェに腰を下ろしつつもアメリカの事……スターリング捜査官の事を遠くから見守り続けていたと思われるのが、ゆるやかに弾くピアノの楽譜たてに現地の新聞に混じっておかれているNYポスト。 
 あと、別件でレクター博士に近づいていた刑事の名前がパッツィという名前なのも、ルネサンス付近のイタリアの歴史に関する本をかじった自分には「さすが!」と思うポイントの一つ。
 
 今は、Twitterのpostで久々に見たタイトルの未完走の文庫本を本棚から発掘して楽しむ事を優先してるので、「ハンニバル」は1/3位で一休み。
 今年の2月末~3月は本当に体調が悪くて、ネトゲどころかネットでうろちょろするのも無理だった位でした。やっと一寸前からゆるゆる動けるようになったので、せっかくの老眼鏡をホコリまみれにしちゃうのも勿体ない事ですし、休み休み読書とリカバリ……といっても、健康な方の数割もないけれど、自分的な7割位まで戻せたらと思っています。
 
 不思議なのは「小料理屋さつき」のPVが100あるっていう、はてなからの告知。ダイアリーが終わりブログにデータは移りましたが更新していません。なのにPVがあるなんて。
 まだ気力があった頃に勢いに任せて書いたものとかを、今読んで下さる方が本当にいらっしゃるならとてもとても嬉しく思います。
 近況等がてら。