キラキラしてた時代に戻れないって分かってるけど
大滝詠一氏の逝去に際して。
-------------------------------------------------
わかってる。わかってる。
自分より先に走っている方が、先に逝ってしまうってこと。
でも、やっぱ、自分の手の中から砂がまた一つ落ちていってしまったと、そして、久々に大滝氏の曲を聞いて、この曲が流れていた時のこと……自分 が上記のようなことなど何も心配せず、ただただ、レンタルレコード店に友達と出かけたり、レンタル料金やカセットテープの料金を捻出するのに頭を悩ませた り、LP貸し借りしたり、週間FM買ったりしてた、音楽を追いかけてキラキラしてた時代が心の中によみがえって。
大人になんて、おばさんになんてなりたくなかったと思うときって、こういう時。
21世紀がどんななんて想像出来なかったけど、夢見ることは沢山あって、辛い事もあったけど、友達と馬鹿なことで笑ったりふざけていた日々。
戻れないって分かってても、皆その時期を通過しなきゃ、背後に流して歩いて行かなきゃいけないって分かってても、でも、ワガママ感じてしまう。
達郎さんや細野さん、さみしいと思う……
でもいつか、いつか……
そして、自分もいつかひっそり消えていく……
-------------------------------------------------
はてなハイクでも書きましたが、「君は天然色」を今日(31日~さっき)は何度も聞いてました。
「想い出はモノクローム 色を点けてくれ」というフレーズが胸にグッときます。