憧れの語らい
互いの愛盃を持ち寄りて同じ酒を飲む。
飲みつつ皆の愛盃の姿形を楽しみ、また会話を楽しむ。
口に付ける盃は違えども飲む酒は同じ。
同輩、異盃、同酒。愛すべきこの時間。
せめて空が白む迄。
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Twitterのpostです。気に入ったので忘れないために。でも漢詩で書く事ができたら…… と、自分の力不足にしょんぼりもしています。
狭い部屋に仲間が集まって、あれやこれや議論する……そんな、昔の文学青年みたいな集まりに憧れがあります。
ノーミソをフル回転させて話の上に話を重ね、削り、磨き、また重ねて。
相手を打ちのめそうとかではなく、ただただ考えや想いを磨き上げるために。
例え語らう相手の思想や指向が違っていても、その人の美しく編まれた言葉に唸り感銘する他無い、そんな時間のために。
今でもそんな集まりがあると自分は信じたいです。