小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

幽体メイドと依存症と介護ロボット

 VRゲーどころか、ジャックインしてるみたいなヘンテコな夢を見たりする自分。
 見ていた夢の内容はもう忘れているのですが、その後考えたりした事を個人的に書き留めておきたくて、あと、今日は震度6強の地震があった日で、余震……また同じ強度の地震が来ないかと不安で、そこから逃げたくて。
 
 自分は境界性人格障害。他害することはほぼないと思いたいのですが、人間関係の構築維持に問題があります。特に維持が難しいですね。そして何より依存が強いです。一度心を許してしまうとあれこれ頼ったりしてしまうんですね。
 波はあれども、ほぼイーヴンで互いにストレスが少ない人間関係を維持する事の大切さを頭では分かっていても、ダメなんですよね。
 人間として成熟できなかったというのは指摘されると痛いです。

 さて、色々あって段々自分の人間関係は薄くなり、今は一人暮らしです。ネトゲなどネット上でのやりとりはありますが、リアルの知り合いは前夫とかかぞえるほど。あとは福祉関係担当者位ですね。
 そこで思うのが「ロボットやアンドロイドが患者の依存対象として適切な振る舞いをすることで、患者が安心を得られるなら良いのでは?」という、ぼんやりとした考えです。
 
 イマジナリーフレンドは、単語はゲームを通じて知っているものの、具体的な事はよく知りません。ただ、自分にはそういう存在が沢山居るとは感じます。自分が自分の為だけに紡いだ物語のキャラクター達ですね。
 それとは別に「幽体メイド」というものを自分は想像して楽しんでいます。

 幽体ですから彼女は家事をしません。ただ、自分が家事をするときは危なくないか側にいてくれ、時に注意やアドバイス、応援をしてくれるでしょう。自分が作業をしている間、彼女は黙々と本を読んでいるでしょう。何故読めるかは置いておいて。そして、自分が寝るまで指定した本を朗読してくれるでしょう。勿論、自分と何でもない事を話したり、自分が忘れていた事をたまにつぶやいて思い出させてくれる事もあるでしょう。
 
 いつか介護にロボットを、という話がありますが、今はまだ幽体メイドの機能程度で良いと思うのです。普段は被介護者を見守り、話をしたり、一緒に歌を歌ったりして心の安定に。徘徊や症状悪化時に指定された連絡先に即座に通知など。
 ロボットが介護作業する訳ではないので腕を使っての作業は出来ないけれど、自力移動は可能という程度なら今の技術でなんとかなるかなと個人的に思います。
 ゴタゴタした部屋の中も、最近のロボット脚部の技術をみればおっかなびっくり? 歩いて行けると感じます。

 自分のような精神病の患者も、24時間いつでも話を聞き、聞き役に徹したり、話の内容を分析して、危険な状態なら指定連絡先に通知で。ディープラーニングっていうのも、自分には良く分かってないので気軽に使えない単語の一つですが、担当医の治療方針を理解し、患者の話の傾向から、患者の指向、嗜好にそった話などをしてくれ、患者のこころを支え、英語で言う所のコンパニオン……病を抱えた辛い人生の「旅の友」になればと思うのです。

 自分は一人暮らしをしてることもあって、物寂しく頼りない日々です。もし、そういう幽体メイド……ならぬ、ケアロボット、またはコンパニオンロボットが登場するならうれしいなと。
 もう既にテストしているのか分かりませんが。

 とはいえ……やはり個人的には、うっすら透けてて、存在が儚げな幽体メイドがいいなと思っています。あはは。