小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

イタリア! イタリア!

 COVID-19(新型コロナウイルスという表記よりも自分はこの表現をとります)が世界中に広げた不安、悲しみ、動揺、混乱が早く落ち着きますようにと祈る日々です。
 ヨーロッパ、とりわけイタリアに心を深く寄せている自分は、イタリアからもたらされるニュースに胸を痛めています。
 
 ふと、フィレンツェでのシーンを思い出して「ハンニバル」をちょっと見ていました。
 「羊たちの沈黙」よりも自分は「ハンニバル」が好きです。フィレンツェも舞台の一つになっているからというのもありますが、レクター博士のエレガントライフを垣間見ることが出来るからというのも。
 クラリス……スターリング捜査官に送られた手紙にふんわり染みこんだハンドクリームの香り。封筒の封をする所の処理がナチュラルになっている所や蝋のシールを使っているところ。しかもシールの大きさが小ぶりな所。
 フィレンツェに腰を下ろしつつもアメリカの事……スターリング捜査官の事を遠くから見守り続けていたと思われるのが、ゆるやかに弾くピアノの楽譜たてに現地の新聞に混じっておかれているNYポスト。 
 あと、別件でレクター博士に近づいていた刑事の名前がパッツィという名前なのも、ルネサンス付近のイタリアの歴史に関する本をかじった自分には「さすが!」と思うポイントの一つ。
 
 今は、Twitterのpostで久々に見たタイトルの未完走の文庫本を本棚から発掘して楽しむ事を優先してるので、「ハンニバル」は1/3位で一休み。
 今年の2月末~3月は本当に体調が悪くて、ネトゲどころかネットでうろちょろするのも無理だった位でした。やっと一寸前からゆるゆる動けるようになったので、せっかくの老眼鏡をホコリまみれにしちゃうのも勿体ない事ですし、休み休み読書とリカバリ……といっても、健康な方の数割もないけれど、自分的な7割位まで戻せたらと思っています。
 
 不思議なのは「小料理屋さつき」のPVが100あるっていう、はてなからの告知。ダイアリーが終わりブログにデータは移りましたが更新していません。なのにPVがあるなんて。
 まだ気力があった頃に勢いに任せて書いたものとかを、今読んで下さる方が本当にいらっしゃるならとてもとても嬉しく思います。
 近況等がてら。