小料理屋さつきの天井裏

「小料理屋さつき」では扱わない小ネタとかmixiからの転載等。

2012-11-21:ボタンを押すだけじゃ駄目

うつ病患者の行動記録をスマホアプリで管理――「うつレコ」
イラストは細川貂々さん:うつ病患者の行動記録をスマホアプリで管理――「うつレコ」 - ITmedia プロフェッショナル モバイル :http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1211/20/news077.html

 自分はうつ病等で通院中です。現在、担当医よりノート的行動日誌をつけるように指示があり、書いています。ノート状の日記のような形で、睡眠時間・気分・行動・その他気づいたことを「文章で」書いています。
 スマホ(IS01)を持っては居ますが、必要じゃないアプリを入れるのは好きじゃないし、機種が機種なので対応しないアプリもあるので、画面だけを見ての感想です。

 気分って、A or B or C というような分け方はできないと思います。どう辛いのか、その理由はこれじゃないだろうかとか、風邪をひい たとか、友人とケンカしてしまって落ち込んだとか、そして、それらについてどう感じたか、もっと詳しい記載が必要だと思うのです。
 例えば、「行動」のボタンがありますが、近所のコンビニと、電車やバスに乗って出かけるのとでは必要な気力や疲れに差があるかと思いますから、「どこへ何をしにいって、どうだったか」というのは非常に重要な事だと思います。

 そういう記載があるから、担当医と話すときに、メモを指して「こういう理由で辛かった」とか、「こういう行動が出来て嬉しかった」と説明しやすいと、実際に利用して感じています。

 たしかに、アプリにすることで、行動日誌初心者にはとっつきやすいとは思います。アナログの行動日誌に取りかかる前に「行動を日々つける事はどういう効果があるだろうか」と感じるきっかけにもなるでしょう。

 だた、アナログであれデジタルであれ、医師との治療に活用できなければ、ただの自分用記録でしかありません。診察時にきちんとそのアプリを利用しつつ医師と話ができるか、こういうものを使う上で一番大事だと感じます。